エアコン、食欲不振の不調による自律神経の乱れと鍼治療｜神戸の美容鍼なら幸成美堂鍼灸院

暑い日が今年も続いています。熱中症は室内でも起こります。室温を28℃、湿度を70％を超えないように管理しましょう。

また夏は、熱中症だけでなく冷房病（クーラー病）についても知っておく必要があります。

＜冷房病とは＞
私たちの体は暑くなると熱を逃がしやすい体質に変化します。毛細血管を広げ放熱しやすくし、汗をかいて体温を下げようとします。冷房の効いた室内に長時間いると、体温調整能力に変調がおこり、外出先との激しい温度差によって自律神経のバランスが崩れています。自律神経は体温調節や発汗などのコントロールをしていますので、バランスが崩れると抵抗力が弱くなって様々な症状を引き起こします。足腰の冷え、だるさ、肩こり、食欲不振等。

＜対策＞
◉エアコンの標準的な設定温度は、25～28℃が良いとされています。「寒い」と感じない温度が基本となります。

◉運動、入浴
冷えをもっとも感じやすいのは足先で心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすいからです。仕事先でもエアコンがよく効いていると思います。仕事中でも1時間に一度は歩いたり、屈伸運動をすると血液の流れが改善します。
又日頃からよく歩くことも大切です。足の筋肉が適度に強化されて血流がよくなるので、足先も冷えにくくなります。入浴も冷え性予防に効果があります。夏でもできたらシャワーだけではなくお風呂につかり温まる事で血流もよくなります。

◉自律神経の乱れの原因が冷えによるものや、ストレス、精神的な緊張等長く続く事で呼吸が浅くなり起こる事も多いです。

【鍼灸治療】筋緊張の強い筋肉に対して刺激したあと、精神安定効果のあるツボに対して鍼治療を行いリラックスしてもらい、良い睡眠を取り戻してもらいます。自律神経バランスの乱れを整える作用がある鍼灸治療、症状改善後も1ヶ月に1回程度、来ていただけますと効果が継続します。